【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】ギアを3.85に下げてS取り成功の三木健正「心配性なので下げました」
<10日・小倉競輪・2日目> 準決5RはS取りに全力を注いだ三木健正が突っ張り先行で逃げ切った。 2日目当日にギアを3.92から85に変えた。「心配性なのでSを取るために変えました。以前、岸和田でもギアを下げたけど、それでもSで里見(恒平)さんに負けそうになった」。号砲一発、こん身のS取りを決めると、抑えてきた阿久津浩之を突っ張ってそのまま先行。番手の沢田勇治とワンツーゴールを完成させた。 レース後は、踏み慣れない軽いギアで「ちょっと脚がスカスカしましたね」と苦笑いを浮かべ「決勝のギアは3.92に戻します」と宣言。「自分は前に出た方が力を出せるタイプだし、気持ちがいい」。決勝では、同期の佐々木亮太と中西勇に先行勝負を挑む。