「ジャニーズ性加害問題当事者の会」平本代表が辞任 原因不明の体調不良で「心を落ち着かせて過ごす時間が必要」
旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題をめぐり、被害を訴える「当事者の会」代表の平本淳也さんが、代表を辞任したことを明らかにしました。 元所属タレントらで結成された「ジャニーズ性加害問題当事者の会」で代表を務めていた平本淳也さんは、自身の体調不良を理由に1月末付で代表を辞任したことを明らかにしました。 平本さんは、これまで「当事者の会」の代表として、「SMILE-UP.」側に被害者の救済や補償に関して要望を出すなど活動を続けてきましたが、先月、「当事者の会」が会見を行った際、平本さんはPTSDなどの症状があるとして会見を欠席していました。 平本さんは先月から、痛みを伴う原因不明の体調不良が続いているとして、「今は何事もなく心を落ち着かせて過ごす時間が必要」だと辞任を決断した理由を説明。 その上で、「多くの被害者たちには、既に救済への道筋は立てられ、支援してきた多くの方々も救済に進んでいます。もっとも、全てではなく、課題も残されておりますが、この後もできる限り皆を支援していくつもりです」と述べています。