アップデートで悩むメルセデス、バクーは旧型フロアで走行。初日3番手の好調ハミルトン「このフロアに不満はない」
2024年F1アゼルバイジャンGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=2番手/フリー走行2=3番手だった。FP2でのタイムは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の最速タイムとの差が0.066秒、2番手セルジオ・ペレス(レッドブル)との差は0.060秒だった。 【写真】2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP ルイス・ハミルトン(メルセデスF1 W15) メルセデスは、ベルギーGPで投入したフロアの効果を確信しておらず、今週末に関しては、データ収集のために、これを使用せずにそれ以前の仕様に戻すプランを立てた。 チームメイトのジョージ・ラッセルは、FP1終了後、パワーユニット(PU)に問題が見つかったため、FP2の前に予防的措置で交換が行われ、走行時間を25分失い、FP2では9番手にとどまった。 ■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム) フリー走行1=2番手(1分45秒859:ソフトタイヤ/19周)/フリー走行2=3番手(1分43秒550:ソフトタイヤ/22周) 今日は本当にいい一日だった。最初の数周からマシンに強さを感じたので、走り始めから楽しむことができた。その後、セットアップについてポジティブなステップを踏むことができた。戻さなければならないことは何もなかったため、一日を通して、向上を積み重ねていった。 ペースについて言うと、FP2のロングランでは多くの周回を重ねることができなかった。そのため、相対的なスピードはどのあたりなのかについて、今夜比較作業を行う必要がある。 いつものライバルたちは強力そうだけど、僕たちも目指す位置、あるいはそれに近い位置にいると思う。それは励みになるし、今週末を迎えるにあたって僕たちが望んでいたことでもある。 でも、油断せず、注意深いアプローチを維持していくよ。さらなる向上を見つけ出すため、今夜ハードワークを重ねて、その結果、明日の予選で何ができるかを見ていく。 (古い仕様のフロアについて、Formula1.comに対して語り)ここで、他のフロアをつけていたらマシンの感触がどうだったのかを予想するのは難しい。ふたつに大きな違いは感じづらいんだ。ただ、僕としては、今のフロアに不満はないよ。 [オートスポーツweb 2024年09月14日]