A.B.C―Z、4人体制初の『ABC座』開幕 「A・RA・SHI」「仮面舞踏会」など名曲たっぷり全31曲
アイドルグループ「A.B.C―Z」が主演するミュージカル「ABC座」の新作公演「大金星(BIG VENUS)~時代(とき)を超えて~」(河原雅彦演出)が25日、東京都文京区の東京ドームシティホールで開幕した。4人体制となって初めての「ABC座」で、12月8日まで同所で上演される。 同グループは昨年12月に河合郁人(37)が脱退後、橋本良亮(31)、戸塚祥太(38)、五関晃一(39)、塚田僚一(37)の4人で活動。”新体制”で初の「ABC座」が初日を迎え、公演前に会見した橋本は「最後まで頑張っていきます。応援よろしくお願いします!」と全力投球を誓った。 舞台は、心に闇を抱えて生きてきたアウトサイダーを演じる4人が”大金星”で大活躍するオリジナルストーリー。劇中では「A・RA・SHI」「ハッとして!Good!」「勇気100%」「仮面舞踏会」など先輩&後輩らの名曲もたっぷりと盛り込み、全31曲でパフォーマンスする。 塚田は4人体制で挑む舞台に「最高です、というと語弊がありますが」と前置きした上で、1年ほどスタッフと打ち合わせを重ねて臨む舞台に「こうやってステージに立ち、キャスト、スタッフと物を作るということの気持ちを学びました」と決意を新たにした。五関は「この作品、会場も初めてで、いろいろな初めてが重なった。すべてに対して新鮮な気持ち。ありがたかった」と新体制に気合を入れた。 「ABC座」として12年ぶりの全国ツアーも展開。五関は、大阪出身の共演者・内博貴(38)を横に「大阪行った時においしいご飯に連れて行ってもらったり…」とリクエスト。内は「大阪、任して。みんなで行きましょう」と約束した。 ほかに共演するのは、人気グループ「少年忍者」、彩吹真央(51)ら。12月12~16日の大阪公演に続き、同26~28日には愛知・アイプラザ豊橋で上演される。
中日スポーツ