30分並んで座れた新幹線の「自由席」。妊婦なのでホッとしたのもつかの間、年配男性が立っているのを発見…!譲るべきでしょうか?
新幹線の自由席は必ず座れるとは限らないため指定席の購入も検討しよう
妊娠中やけがをしている、介助の必要な人に同行するなどの場合には、指定席の購入も検討してみましょう。例えば、西日本旅客鉄道株式会社にょると、東京駅からの各駅間の新幹線自由席と指定席の差額は次の通りです(のぞみ利用時)。 【東京・名古屋間】 自由席:1万560円 指定席:1万1300円 差額:740円 【東京・京都間】 自由席:1万3320円 指定席:1万4170円 差額:850円 【東京・新大阪間】 自由席:1万3870円 指定席:1万4720円 差額:850円 【東京・新神戸間】 自由席:1万4420円 指定席:1万5490円 差額:1070円 新幹線の自由席は必ず座れるとは限らないため、体調も考慮して必要であれば指定席の購入も検討するといいかもしれません。
新幹線で立っている年配男性を見かけた妊婦は、まずは自分の体調を優先しよう
ようやく座れた新幹線の自由席で、立っている年配男性を見かけた妊婦が席を譲るべきかについては、まずは妊婦自身の体調を考慮すべきでしょう。妊娠初期やつわりは、他人から見たら分からないこともあるため、座ることに遠慮があるかもしれません。 しかし、長時間立ちっぱなしでかかる負担や流産のリスクなどを考慮すると、妊娠期間中は十分に気を付けて過ごす必要があります。自分自身の席を譲らなくても、空席を案内したり、周囲の乗客に相談したりすることで年配男性の力になれるかもしれません。 また、上記のアンケートによると、多くの人が優先席を必要としている人に席を譲ろうと考えていることが分かります。席を譲る余裕があるときは困っている人を助け、譲られた場合には感謝の気持ちを伝えるなどして、それぞれがお互いの立場を考えて行動することが大切です。 出典 国土交通省 総合政策局 安心生活政策課 国土交通行政インターネットモニターアンケート「心のバリアフリー」に関するアンケート調査の結果について(5ページ、6ページ) 西日本旅客鉄道株式会社 JRおでかけネット 運賃・特急料金早見表 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部