ヤクルト・清水昇は4000万円減も来季へ決意 「タイトルを取りにいきたい」
ヤクルト・清水昇投手(28)が3日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円減の年俸9000万円(推定)でサインした。2021、22年に最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した右腕は、50試合登板と再びの戴冠へ決意を示した。 「もしチャンスがあるのであれば、もう一回、50試合投げたいし、タイトルを取りにいきたい」 悔しさを味わったシーズンだった。今季は一時守護神を任されるも、17試合で0勝3敗2セーブ、防御率7・27。7月7日に出場選手登録を外れてからは、2軍で先発も経験し「しんどいシーズンをしっかり糧にして、来シーズンに向けてやっていければいい」と意気込んだ。 来季は再び選手会長という大役を務める。球団側とは、夏場の暑さ対策などについて意見交換。重圧をはねのけ、輝きを取り戻す。(赤尾裕希)