一気に30%パワーアップでワイドなボディがインパクト増しまし!新型アストンマーティン・ヴァンテージは「進化の見どころ」が多すぎる
エンジン出力は一気に150ps/115Nmも向上
アストンマーティンの次世代スポーツカーとして、そして同時に超高級スポーツGTとして、あるいはハイパーカーとして、さらには世界選手権モータースポーツの最高峰における主導的役割を果たすモデルとして・・・新しいヴァンテージは、大幅に改良された4L V8ツインターボエンジンを搭載しています。それはまさに「史上最速」と呼ぶべきでしょう。 それはまさに「史上最速」。最高出力は665ps、最大トルクは800Nmを発生、従来型に対してそれぞれプラス155ps(30%増し)、プラス115Nm(15%増し)のという驚異的なポテンシャルアップを実現しました。 アストンマーティンのエンジニアによるチューニングは、改良されたカムプロファイルの採用、圧縮比の最適化、タービンの大型化、冷却系の強化など、幅広い範囲に及びます。スペック的なインパクトはもちろん、よりシャープなフィーリングと、官能的なエンジンサウンドまで生み出しました。 組み合わされるトランスミッションは、ZF製8速AT。ファイナル・ドライブ・レシオやシフトスケジュールのキャリブレーションによって、レスポンスと楽しさを最大化しました。素早い変速とともに、よりパンチの効いた加速感を味わうことができます。 スタンディングスタートの0→60mph(97km/h)加速は、わずか3.4秒にすぎません。パワートレーン、トランスミッション、横滑り防止装置(ESP)などを完全に統合する新しいローンチコントロールシステムの導入により、ホイールスリップを最適に制御、安定した速さを実現しています。最高速度は202mph(325km)に達します。
ダイナミクス性能を大幅に向上させた多彩な改良
アストンマーティンの最新世代のボンド・アルミニウム構造を中心に、ヴァンテージには非常に強固なボディワークが与えられました。アンダーボディに補強用コンポーネンツを追加することで全体的なねじり剛性を高めるとともに、生来の完璧な50:50の重量配分とあいまって、よりダイレクト感あふれるダイナミクスを提供します。 さらにフロントボディクロスメンバー、フロントエンジンクロスブレース、フロント&リアアンダートレイ、リアサスペンションタワー、ビルシュタインDTXアダプティブ・ダンパー、電子パワーステアリングシステム(EPAS)など、ハンドリング性能に関わる改良は枚挙にいとまがありません。 タイヤは、専用コンパウンドを採用したミシュランPilot Sport S 5(フロント275/35 R21/リア325/30 R21)。3種類のデザインから選べる21インチ鍛造アロイホイール(フロント9.5J/リア11.5J)は標準で設定します。 これらの改良によって、コーナリング荷重時の剛性が29%向上。入力に対する精度感の高いレスポンス、卓越したハンドリングバランス、適切なドライバーフィードバックといった「感性」面での進化をもたらしました。直進時から舵を入れカウンターステアを当てるような領域に至るまで、洗練sらたステアリングフィールを堪能することができそうです。 制動性能にこだわるオーナー向けには、カーボンセラミックブレーキ(CCB)がオプション設定されました。CCBは標準のブレーキシステムに対して、27kgもの軽量化を実現しながら、サーキット走行時など800度を超える高温域でもフェードすることのない絶対的信頼性を担保してくれます。