レスリング・藤波 五輪連覇へ肉体改造宣言「マッチョ藤波朱理に」57キロ級転向でウエートトレ解禁
今夏のパリ五輪代表のセレモニーが行われ、女子53キロ級金メダルの藤波朱理(21)=日体大=が会場で取材に応じた。28年ロサンゼルス五輪を見据え、来年から57キロ級への転向を表明しているが、ウエートトレーニングを解禁。「マッチョ藤波朱理になれるように頑張る」と肉体改造を宣言した。 【写真】ショートボブが似合いすぎ マッチョ宣言をした藤波朱理 藤波は飛龍のごとく新たなステージに上昇する。減量幅が大きい53キロ級時代はトレーニングを控えていたが、57キロ級ではパワーアップを図ると明言。「53ではどうしても(減量で)筋肉も落ちてしまい、ヒョロヒョロした体で(スタイルとして)筋肉に頼らなかったが、57に上げると決めてウエートトレーニングを初めて取り入れた。さらに強い藤波朱理を見せられるように頑張りたい」と決意を込めた。 「藤波」「マッチョ」ときたら、プロレスラー藤波辰爾(70)が1985年に発表した隠れた名曲「マッチョ・ドラゴン」を想起させるが、藤波自身は全く知らなかったという。「(マッチョと言ったのは)たまたまです。(音源を)聞いてみます」と笑った。 レスリング界のニューヒロインは、今年を表す漢字として「夢」を選択。「(金メダルという)夢をかなえられたのと、五輪が終わってまた新しい夢ができた。もう(パリ)五輪は過去のこと。新しい戦いが始まっている」と気を引き締めた。