田中将大が勝てなくなったワケとは・・ 五十嵐亮太氏が「日本とアメリカの打者の違い」を解説
プロ野球・楽天から自由契約となり、巨人と契約合意が報じられた田中将大投手について元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんが解説しました。 【画像】9月に今季初めて1軍のマウンドに上がった楽天の田中将大投手 田中投手は2013年、前人未踏のシーズン24連勝を達成。翌年にヤンキースに移籍すると、6年連続2桁勝利を達成するなど圧巻の活躍で日米通算197勝をあげています。 しかし2021年に日本球界復帰すると、ここまで一度も2桁勝利はなく、4年間で20勝33敗。今季もわずか1試合の登板で敗戦投手となり、苦しいシーズンとなっていました。 元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんは田中投手が勝てなくなったわけを解説。五十嵐さんは「日本のバッターとアメリカのバッター違いがある」と話します。「日本のバッターは小さな変化球に対しての対応がいい。僕もアメリカにいるときは小さな変化球で抑える、ゴロを打たせる抑え方をしていた。しかし日本は小さい変化球に対応される前に飛ばす技術があるバッターが多いので苦労した」と自身の経験を交えながら解説。「その辺が田中投手にとってひとつの悩みである」と分析しました。 (12月21日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)