矢地祐介が「以前対戦が決まりかけた」宇佐美正パトリックと対戦。「縁があるのかな。若いパワーのある選手と対戦できるのはうれしい」【RIZIN.48】
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が8月21日、都内で開催された。 ライト級のワンマッチで矢地祐介(フリー)と宇佐美正パトリック(Battle-Box)が対戦する。 矢地は2022年4月にルイス・グスタボにTKO負けを喫したものの、以降はボイド・アレン、ザック・ゼイン、白川陸斗を相手に3連勝。完全復活を果たしたかと思われたが、今年5月には初参戦となったBellatorにで元ROAD FC王者のマンスール・ベルナウイと対戦し、1Rで一本負けを喫している。 宇佐美は今年6月にライト級キング・オブ・パンクラシストの徳留一樹にTKO勝ちを収め、連敗をストップ。なお宇佐美は2022年の初参戦時には戦いたい相手として矢地の名前を挙げていた。 矢地は「宇佐美選手とは以前、試合が決まりかけたことがあり、その時はいろいろな事情が重なって流れてしまったが、またこうやって決まるというのは彼とは縁があるのかなと思っている。前回、徳留選手にいい勝ち方をしているし、若くて強い、これからの選手だと思うので、そういう選手と戦えるのは僕としてもうれしいこと。しっかりMMAで上回って、しっかり決着をつけたい」と語った。 宇佐美については「ボクシングのテクニックがすごいあって、ボディーなんかも混ぜてくる。打撃が上手な印象。体の力もすごい強いんだろうなと思っているので、そこら辺を加味して、組みと打撃をまぜてMMAで戦っていくのかなと思っている」とその打撃を警戒。 「戦えることがうれしい」という発言については「言葉通り。僕もベテランに差し掛かってきていると思うので、そういう中で若いパワーのある選手と対戦できるのはファイターとしてうれしいこと。もちろん、まだまだアマチュアだと思っているので、そこの厚みというものをずしんと見せたい」と語った。
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