J2降格の札幌、7年間チームを率いたペトロヴィッチ監督が今季限りで退任
北海道コンサドーレ札幌は4日、ペトロヴィッチ監督の今季限りでの退任を発表した。 18年から札幌を率いてきたペトロヴィッチ監督。7年目を迎えた今季は、J1リーグ開幕6戦未勝利(1分け5敗)とスタートダッシュに失敗すると、第7節G大阪戦(○1-0)で初勝利を挙げながらも、その後も勝ち切れない試合が続いた。 【写真】「三笘クリアさんだ」「メンバーやべえ」…なでしこ5人衆&三笘妻のオフショット 5月29日にはクラブから今季の続投が発表されたが、上昇気流に乗せることはできず、第37節広島戦前日にJ2降格が決まった。 三上大勝代表取締役GMはクラブを通じ、以下のようにコメントしている。 「7年前、「今後クラブをより大きく、存在意義があるものにしたい」「選手がより成長でき、好かれるクラブにしたい」という思いがあり、ミシャを招聘しました。期待していた通り、7年間でその礎をしっかり作ってくれました。今シーズンまでJ1で存在を証明してくれたのみならず、アカデミーのフットボールのスタイルにも貢献してくれました。 ミシャが築いてくれたものを文化・伝統として継承し、さらに強くなることがミシャへの恩返しになると信じています。 ミシャとクラブの監督としての関係は終わりますが、クラブとミシャは「関係性は今後も何も変わらない」と思っており、ミシャとはこれからも大切な仲間のひとりとして関係を築いていきます。 本当にありがとうございました。」