【毎朝のコーヒー】物価高で節約したいのですが、「ドリップコーヒー」より「インスタント」のほうが安いのでしょうか?
物価高の影響で、コーヒーを値上げする店舗や企業が増えています。毎朝コーヒーを飲む人は、金銭的な負担が気になるところでしょう。節約したいのであれば、自分でドリップコーヒーを入れるのも一つの手です。また、インスタントコーヒーならば、お湯を注ぐだけですぐにコーヒーが味わえます。 では、ドリップコーヒーとインスタントコーヒーはどちらがコスパがよいのでしょうか。 本記事では、インスタントコーヒーのメリットやコスパを紹介します。
「ドリップコーヒー」や「インスタントコーヒー」の特徴とそれぞれのメリット
コーヒーの入れ方は、さまざまです。自分で入れる場合は、ドリップコーヒーやインスタントコーヒーが多いでしょう。ドリップコーヒーとは、コーヒー粉にお湯を注いで抽出する方法で入れるコーヒーのことです。ペーパードリップやネルドリップなどのハンドドリップほかに、コーヒーメーカーを使用して入れる方法があります。 インスタントコーヒーとは、コーヒー液から水分を取り除き、粉末や顆粒状に加工したコーヒーのことです。お湯を注ぐと、粉末や顆粒が溶けて液体のコーヒーになります。 ・ドリップコーヒーのメリット ドリップコーヒーのメリットは、本格的な味が楽しめることです。豆をひいたり、紙フィルターをセットして抽出したりするなどの手間がかかりますが、コーヒー本来の豊かな香りや奥深い味わいのコーヒーを入れることができます。本格的な味を追求したい人にうってつけといえます。なお、コーヒーの粉と紙フィルターがセットになったドリップバッグを使えば、手軽にドリップコーヒーを入れることができます。 ・インスタントコーヒーのメリット インスタントコーヒーのメリットは、何といっても手軽さです。カップに適量のインスタントコーヒーを入れて、お湯を注ぐだけですぐにコーヒーが味わえます。ドリップコーヒーのように、抽出し終わったコーヒーの粉や紙フィルターを廃棄する手間がかからないこともメリットです。
コーヒー1杯あたりの価格
自分でコーヒーを入れる場合、ドリップコーヒーとインスタントコーヒーではどちらのコスパが高いのでしょうか。ドリップコーヒーを入れる際には、コーヒードリッパーや紙フィルターなどが必要です。 本格的な味を追求したい場合、デジタルスケール、コーヒーミル、ドリップポットなども用意しておくとよいでしょう。本項では、カップにセットするだけで、手軽なドリップバッグで入れるドリップコーヒーとインスタントコーヒーのコスパを比較していきます。 ・ドリップバッグで入れるドリップコーヒー 大手コンビニエンスストアで取り扱っているドリップバッグの価格を調べてみたところ、20パック入りで462.24円(税込)でした。1杯あたりに換算すると、約23円になります。 ・インスタントコーヒー 大手コンビニエンスストアで販売されているインスタントコーヒーの価格を調べてみたところ、50杯分で408.24円(税込)でした。1杯あたりに換算すると、約8円になります。 ・お店で味わえるドリップコーヒー 喫茶店、レストラン、カフェチェーン店などで提供されているドリップコーヒーは、家賃、人件費、容器代などのコストがかかるため、自分で入れる場合と比べて1杯あたりの価格が高くなります。 大手カフェチェーン店で販売しているドリップコーヒー1杯あたりの価格を調べてみたところ、380~510円でした。コンビニエンスストアのセルフ式ドリップコーヒーであれば、手ごろな価格で購入できます。大手コンビニエンスストアで販売されているコーヒーは、120~320円くらいが相場です。
インスタントコーヒーはコスパが高いのが魅力!
インスタントコーヒーを使って自分で入れた場合のコストは、1杯あたり8円程度です。ドリップコーヒーよりもコスパが高いため、コーヒー代の節約になることでしょう。 インスタントコーヒーは、お湯を注ぐだけですぐに味わえるほかに、片付けの手間がかからないというメリットもあります。ドリップコーヒーを思わせるような味わいや香りが楽しめるインスタントコーヒーもありますので、好みのものを選んでみるとよいでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部