プロが直伝! 家でも簡単にできるカビ対策「風呂場の窓開けて乾燥はNG」「掃除は下から上に」 あの黒く広がるカビを楽に落として防ぐ方法とは
年数の短いものに関しては、市販の塩素系漂白剤などを使っていただいたらきれいに落ちることも多いそうです。塩素系の漂白剤をスポンジにつけます。スポンジはキッチンなどで使い古した柔らかくなっているスポンジがおすすめでカビを塗り広げるように塗って時間を置きます。 軽くふきあげてもらえば汚れ落ちもいいので、ゴシゴシこするのではなく、しっかりと時間をかけてあげることが大切だといいます。20分ほど置いて、ふき取った結果がこちら。パッキンと床にあった黒いカビが減っていることがわかります。 ■シャワーホースのカビ取りは「ゴム手袋」+「ラップ」を巻いて シャワーホースは手に装着したゴム手袋に吹きかけて塗り広げていくのがオススメ。薬剤とカビが密着するようラップを巻いてあげることで薬剤とホースにある汚れが長く密着するように。 5分待って、濡れたタオルでふき取れば黒いカビがかなり落ちたことがわかります。 ■お風呂場を乾燥させるのに “窓を開ける” のはNG 掃除は下から上に お風呂場を乾燥させるときは窓を明けずに換気扇のみで乾かした方がいいそうです。カビは自然界のいろいろなところにカビの胞子が存在しています。窓を開けていると外からカビの胞子が入ってくることがあります。 換気扇の性能によりますが、お風呂を乾燥させるためには、入浴後、最低でも4時間以上は換気扇を回して水気を乾燥させるとよく、窓はお風呂が乾いた後に空気を入れる際に使用するとよいとのこと。 外で着た服にもカビの胞子が付着することも。外で着た服は洗濯機の中に入れて、ふたを閉めるか、ランドリーボックスにふたをしてカビの胞子が脱衣場に舞わないようにするとよいそうです。 みなさんはお風呂を掃除するときに、床から始めますか? それとも天井から下へと洗っていきますか? 掃除のプロによりますと、床から始める方がよいといいます。カビは床から1メートルくらいの高さまでの場所に生えやすいのが、その理由です。
また、カビはお風呂場を乾かした状態でカビ取り剤を使用すると効果が高くなります。そのため天井から掃除してしまうと水滴が落ちてきて、高さ1メートル以内にできたカビが水分を含んでしまい、カビ取り剤の効果が薄まるおそれがあるからだといいます。 カビがひどい場合は、時間を長くおくと効果も高まります。カビ掃除にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
中国放送