【もうすぐ種まき適期】秋に種まきしたい《一年草・多年草》厳選7種!来春のガーデンをにぎわすカワイイ花たち
夏の暑さが和らぎ、涼しさが感じられるようになると、いよいよ秋のタネまきシーズンの到来です。 ◆【写真8枚】秋の種まきで気を付けることとは?2枚目以降で「秋に種まきしたい花」厳選してご紹介! いま種まきをするのは、来年の春ガーデンをにぎわす植物たち。この時期にタネをまけば、長く苗を育てられるので根張りのよい丈夫な苗に育ちます。 そこで今回は、秋に種まきをする花について参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
秋の種まき、気をつけるポイントは?
今年は9月中旬を過ぎても真夏日が続いているので、種まきの時期に気をつける必要があります。 秋まきの草花は、発芽適温がおおよそ20度。「昼間は多少暑くても、朝晩は涼しくなってきた」と感じられたら、種まきを始めましょう。 いつまでも気温が下がらない場合は、種をまいたポットやトレーなどを室内の涼しい場所で管理する方法もあります。発芽の適温は植物によって異なるので、発芽適温や育て方を確認してから種まきをおこなうことも大切です。
いよいよ種まき適期!秋に種まきする《一年草・多年草》7選
●パンジー・ビオラ 秋から春にかけて開花するパンジー・ビオラは、春ガーデンの主役になる一年草。種まきは気温が低くなってからおこないましょう。 種が小さいので、土はあらかじめ湿らせてからバラまきをします。湿らせたキッチンペーパーの上で発芽させることも可能で、この場合、発芽したあとは早めに土に植えるようにしましょう。 ※参考価格:200~400円前後(種) ●ネモフィラ 一面に咲くブルーの花でおなじみのネモフィラは、春の風物詩ともいえる一年草です。 ネモフィラは移植に弱いので、種はセルトレーや小さなポットにまきます。乾燥させないようにして育て、根が回ってきたら、そのまま育苗ポットに植えつけて定植まで育てましょう。 ※参考価格:200円前後(種) ●ノースポール キク科のノースポールは白い花が可愛らしい一年草です。こぼれ種から発芽することもあるほど強健な性質で、種まきから育てやすい植物です。 種は土にバラまきし、覆土をうすくかけます。本葉が出てきたら小さな鉢に植えるか、ポットに植え替えて育てます。 ※参考価格:200~400円前後(種) ●カレンデユラ イエローやオレンジの明るい花色が春らしいカレンデュラ。暖地では冬から春にかけて開花する一年草です。 種が比較的大きいので、ポットに数粒を直まきにして、1センチほど覆土します。子葉が出たら、よく日に当てて育て育てましょう。徐々に1本に間引き、本葉が増えて根が回ってきたら定植します。 ※参考価格:300円前後(種) ●ヤグルマギク ヤグルマギクとは矢車に似た形の花が咲く一年草です。草丈が高く、パープルやピンクの形のよい花を茎の先端に咲かせます。 性質は強健ですが移植に弱いので、花壇に直まきして育てるのがおすすめ。そのまま植えられるセルポットに植えると植え替えしやすいでしょう。 ※参考価格:400~700円前後(3号ポット苗) ●ギリア 春に開花するギリアは、ナチュラルな雰囲気が楽しめる一年草。いくつか種類がありますが、いずれも強健でこぼれ種からでも発芽します。 移植にやや弱いので、種は直まきがよいでしょう。そのまま土に植えられるポットにまく方法もあります。 ※参考価格:100~300円前後(種) ●ネメシア カラフルな花色がオシャレなネメシアも、春ガーデンに欠かせない植物です。気温が高いと発芽しにくいので、まき時には注意が必要です。 種がこまかいので、セルトレーなどの利用がおすすめ。覆土は薄めにします。育苗ポットに植え替えたら、そのまま育てて暖かくなったら定植しましょう。 ※参考価格:100~500円前後(種)
まとめにかえて
今回は、秋に種まきをする花について紹介しました。 種から育てるのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、種から育てれば、たくさんの苗を育てることができます。 今年の秋は、ぜひ「種まき」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部