キレる高齢者たちが多すぎる。「 売り場まで案内しろ! 」「 こっちは客だぞ!」歳を取っているだけで敬われる時代の終焉を理解できない人たち。老害だらけになるかもしれない日本の大問題
総務省が去る敬老の日に発表して調査によると総人口が減少する中で、65歳以上人口は3625万人と過去最多にのぼったという。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「総人口に占める高齢者の割合は29.3%と過去最高です。世界200の国と地域の中でこの割合は最高だそう。これに合わせて65歳以上の就業者数も増えているとのこと。我々が子供の頃は60代といえばおじいちゃんおばあちゃんという印象でしたが、今はそんなことないですもんね」。 確かに60代はまだまだ現役感がある。 「一見若返っているようにも思えますが、これは高齢者の人数が増えているからという視点も忘れてはなりません。今や多数派なので目が慣れたとでもいいますかね。これからさらに増えていくとされる高齢者。生き方が変わってきているとも言えるかもしれません」。 年齢を重ねているというだけで敬われることはなくなった昨今。トラブルが取り上げられることも多い。今回は高齢者に対してある思いを抱える人に取材をした。 --------------------------------------------------------------------------------
杉浦はるみさん(仮名・36歳)は、ファミレスとホームセンターでパートをしている。とにかくキレる高齢者に接する機会が多いそう。 「朝から昼間のファミレスは高齢者の溜まり場のようになっています。同じ席に座れないことに悪態をついたり、持ってくるのが遅いと喚いたり、何かとすぐにベルで呼びつけたり…。本当にどうしてこうなっちゃうのかな?と思うことが多々あります」。 自分自身もアラフォーになり恐怖さえあると話す。 「キレる高齢者の多さをみていると自分も同じ道を歩むんじゃないかと恐れてしまうくらい。子供の頃、老人は敬うモノだと教えられましたけど、到底そんな気持ちにはなれません」。 はるみさんが最近よく遭遇するのは「 なんでもできない 」とはなから諦めている高齢者だ。 「ホームセンターって広くてわかりにくいのかもしれませんが、買い物メモを手にすべての商品を探す手伝いを迫ってくる高齢者が多くて多くて」。 ートイレットペーパーは? ーお風呂掃除のスポンジは? ーラップは? つきっきりでの案内を迫る高齢者が後を絶たないらしい。
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