今季最強の寒波襲来!日本海側は警報級大雪や猛吹雪に 関東など3月並みから極寒へ
■西日本から寒波襲来!日本海側で雪エリア拡大へ
きょう7日(火)は、西日本から今季最強となる寒波が襲来します。 今回は、上空の冷たい空気が西回りで入ってくるため、九州北部や中国地方では午前中から雪が降っている所があり、けさは大分で初雪が観測されました。 一方、北陸や東北の日本海側では、午前中は広い範囲で雨になっていますが、午後からは次第に雪に変わり、そのご週末にかけて警報級の大雪になる恐れがあります。 【動画】ガソリン価格さらに5円上がる…16日に補助金縮小 50年続く“ゾンビ税制”いつ廃止?
■北陸~東北の日本海側はドカ雪・ホワイトアウトの恐れも
今年は日本海北部の海面水温が平年より高いため、日本海で雪雲が発達しやすい傾向にあります。すでに青森や秋田などでは平年を上回る雪が積もっていますが、今回の寒波は北陸周辺にJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と言われるライン状の活発な雪雲が次々と流れ込む予想で、福井県や石川県、岐阜県、長野県などの山沿いを中心にドカ雪になる恐れがあります。青森県など東北北部から北海道などでも断続的に雪が強まり、週の後半は外出危険の猛吹雪やホワイトアウトになるかもしれません。 日本海側では、数日分の食料や燃料を確保したり、停電時に備えて電源なしでも暖をとれる準備をするなど、今季最強寒波への備えを万全にしてください。
■週末にかけて日本海側は冬の嵐、太平洋側は火の用心
今季最強寒波は、11日(土)ごろまで列島に居座る見込みで、日本海側では冬の嵐が長引く可能性もあります。特に9日(木)~10日(金)は寒波のピークで大雪や猛吹雪となり、交通機関の乱れや高速道路の立ち往生などが発生するかもしれません。 また、太平洋側は週末にかけても冬晴れの所が多くなりますが、空気がカラカラに乾くため引き続き火災予防を心がけてください。
■関東は気温乱高下 7日(火)3月並みから週末は真冬の寒さへ
なお、関東から東北にかけては、一日遅れで寒波が入ってくるでしょう。 東京都心は、きのう6日(月)の冷たい雨から一転、きょう7日(火)は予想最高気温が13℃と3月並みで、日差しのぬくもりが感じられそうです。 ただ、週の後半には列島全体が寒波にすっぽりと覆われるため、東京でも再び最高気温が一桁の真冬の寒さが戻る予想です。 年末年始の疲れが出るころで、週末にかけて日々の寒暖差が激しくなります。手洗い・うがいをしっかりして、体調を崩さないように気を付けましょう。
テレビ朝日