真っすぐの威力が大野雄大選手の復活のカギに【立浪和義の超野球論】
かわすピッチング
初の最優秀防御率のタイトルを手にした大野
残念ながらまたもBクラスの5位に終わってしまいましたが、昨年と比較すれば、今年のドラゴンズはいい戦いをしていたのではないでしょうか(昨年が悪過ぎたのもあります)。大きく改善したのは投手陣ですね。昨年はリーグ最下位の防御率4.36でしたが、今年は3.72となっています。 先発陣では大野雄大選手の復活が大きかったと思います。9勝(8敗)どまりで2ケタ勝利に届かなかったのは本人も課題に感じているでしょうが、2.58で最優秀防御率のタイトルに輝き、9月14日の阪神戦(ナゴヤドーム)ではノーヒットノーランもマークしています。対巨人、対阪神の防御率1点台も素晴らしいですね(対巨人1.33、対阪神1.35)。 2015年まで3年連続2ケタ勝利を続け、エース格の存在となった時期もありましたが、少しずつ結果が出なくなり、昨年は0勝3敗、防御率8.56になってしまいました。 何度も書いていることですが、好投手の条件は・・・
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週刊ベースボール