【厚生年金】おひとりさまの友人が来月「約40万円」支給されるそうです。夫婦でも月額約23万円なのに…そんなに稼いでいたのでしょうか?
老後の生活費を補完できる方法を考えよう
本記事では、公的年金制度の仕組みや、厚生年金と国民年金の平均受給額を確認してきました。 老後の年金は2ヶ月に1度に支給されます。厚生年金の平均受給額は全体で14万3973円であり、これに対して国民年金(老齢基礎年金)の平均月額は5万6316円です。 インフレや社会保障負担の増加により、今後ますます年金頼りの生活は難しくなっていくでしょう。 まずは自分の年金見込額を知るためにも、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」を活用してみてください。 自分が将来受け取る年金額を把握し、具体的な対策を立てることが老後に向けた資産形成への第一歩となります。 なお、老後の資産準備には以下のような対策方法があります。 ・新NISAなど税制優遇制度の活用 ・私的年金の加入 ・貯蓄の積み立て ・資産運用 公的年金や私的年金だけでなく、貯蓄や資産運用まで、さまざまな選択肢からご自身に合った方法を検討することが大切です。 豊かな老後生活を送るために、できることから始めていきましょう。
参考資料
・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・日本年金機構「大切なお知らせ、「ねんきん定期便」をお届けしています」 ・日本年金機構「ねんきんネット」 ・日本年金機構「令和6年4月分からの年金額等について」
中本 智恵