『ライオン・キング』声優初挑戦の”歌舞伎界のプリンス”尾上右近…「年上恋人と半同棲」の「その後」
’24年12月20日公開の映画『ライオン・キング:ムファサ』で、ムファサの声を担当している尾上右近(32)。活躍の場を舞台だけでなくバラエティ番組や声優にも広げる”歌舞伎界のプリンス”は、「年上女性」と半同棲生活を送っていた。’24年1月12日に配信した記事をもとに詳細を振り返る。 【2人のオーラがすごい】すごい!林道ショッピングを楽しむ尾上右近と彼女のオーラが半端ない ◆河北麻友子似の美女と ’23年12月中旬、目黒駅から緩やかに伸びる目黒通りの坂道を、キャップからスニーカーまで全身黒で揃えたイケメンが、ゆっくりと下っていた。尾上右近である。 「右近の曽祖父は大正時代の歌舞伎界を牽引した六代目尾上菊五郎、祖父は昭和の名優・鶴田浩二と華麗なる一族の生まれです。’18年には弱冠25歳にして『スーパー歌舞伎・ワンピース』で市川猿之助(49)とのダブルキャストで主演を務めるなど、歌舞伎界の若手ホープとして注目を集める存在です」(歌舞伎雑誌編集者) 傍らには、紺のロングダウンと膝まであるブーツをスタイリッシュに着こなす細身の美女の姿が。背筋はピンと伸びており、目元はどことなく女優の河北麻友子(33)を思わせる。 しばし肩を寄せ合って歩いた後、不意に女性が右近の腕を取り、ソッと指を絡ませた。その後、二人は行列のできるとんかつ店「T」へと吸い込まれていった――。 1時間ほどして「T」から出てきた二人は、目黒駅から電車で帰路に就く。最寄り駅で降り、ある路地に差し掛かると、二人はつないでいた手をほどき、即座に距離を取った。先に女性が慣れた手つきでモダンな外観のマンションへと入り、右近は時間差で周囲を気にしながら同じマンションへと入っていった。 ◆「親への紹介はこれから」 とんかつデートの3日後、新橋演舞場に出かけるため、自宅マンションから姿を現した右近が自宅マンションを振り返り、上階に向かって手を振ると、ベランダから河北似の美女がベランダから顔を覗かせ、笑顔で見送っていた。’24年1月初旬、初春大歌舞伎の舞台後、右近を直撃した。 ――現在、女性と一緒に暮らしているようですが。 「ええ……、はいはい」 ――結婚を意識している? 「いま公表できることはないので、それ以上お話しすることはできないです。もちろん、『実は結婚していた』ということはありません。結婚ということになれば、歌舞伎界、お客様、関係者、師匠にちゃんと話を通して、世間様にご報告という形を取りたいです」 ――家族にはもう紹介していますか? 「まだそういう形にはなっていないので、これからですね」 ――お相手は同年代の方ですか? 「年齢は僕より少し上です。僕はこういう形で取り上げられるのも仕事だと思っています。でも、あくまでも彼女は一般の方なので、ソッとしておいてあげてほしいと思います」 優しくそう言い残すと、「すみません」と右近はその場を立ち去るのだった。 ◆「自分に余裕がなきゃ無理だろ」 右近の結婚願望は梨園ではよく知られているという。ある女将さんは、 「右近さんは、若い頃から結婚願望はある方で、以前、『20代半ばくらいから意識するようになった』と仰ってました。お付き合いされておられる女性は、何か芸事をされている雰囲気はありますね。右近さんのお仕事もしっかりご理解されている方だと思います。ただ、結婚という話はまだ聞きませんね」 と、語っていた。 右近も自身の結婚について、直近ではないことを匂わせている。’24年9月14日放送の『メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~』(日本テレビ系)で、MC の俳優・満島真之介(35)が「やっぱりさ、家庭を持ったりってのは求めたりするの?」と尋ねると、「求めますね」と即答。続けて、 「芸の事についてずっと考え続けることによって、芸人にはなっていくけど人から離れていくところはあると思うんです。その人としての時間を過ごすっていうのは家庭にあると思うんで、そこはバランス取るためにも、家庭を大事にするっていう感覚は僕は持ちたいですけどね」 と、家庭願望があることを明かしている。 ただ、その一方で、 「とはいえ自分のことにもまだ追われてるなって思ってますし、それを支えてくれって言うだけっていうのも嫌だなって思いますし。ある程度は自分に余裕がなきゃ無理だろって思いますね」 などと語っていた。確かに、’24年の右近にプライベートを充実させるだけの時間はなかったのかもしれない。1年間、毎月のように出演していた歌舞伎公演に加え、『身代わり忠臣蔵』『八犬伝』『十一人の賊軍』と3本の映画に出演。『ライオン・キング:ムファサ』では声優初挑戦で主演を務めた。一年間の疲れを癒す暇なく、’25年1月2日からは『壽 初春大歌舞伎公演』が控えている。 ‘25年は、余裕を持って結婚を決意する日は訪れるのだろうか──。
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