もう見たくない…。 アーセナルで嫌われすぎた選手6人。まさか…。サポーターを激怒させた男たち
FW:ロビン・ファン・ペルシ(元オランダ代表) 生年月日:1983年8月6日 アーセナル通算成績:278試合132得点58アシスト ロビン・ファン・ペルシのスコアラーとしての華々しいキャリアはアーセナルのおかげだと言っても過言ではない。2004年夏の加入当初、彼は左WGの選手だった。当時のアーセン・ヴェンゲル監督によってストライカーのポジションにコンバートされ、点取り屋としての才能を開花させた。 2009年に長期契約を締結した際には「僕の心はアーセナルとともにあり、他のシャツを着た自分を想像することはできない」と語り、セスク・ファブレガスが退団した2011/12シーズンにはキャプテンに就任。同シーズンは30得点13アシストを記録し、自身初のプレミアリーグ得点王も獲得している。 ところが同シーズン終了後にアーセナルと契約延長をする意向がないことを明かし、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。キャプテンであり、得点王でもある男が同じリーグのライバルに移籍することは当然ながらサポーターの反感を買った。 加えてファン・ペルシがアーセナルサポーターを怒らせたのが、「私はいつも、人生で難しい決断をしなければならない時、自分の中の小さな子供の声に耳を傾ける。彼は何を望んでいるのか?あの子はマン・ユナイテッドを求めて叫んでいたんだ」という発言だ。宿敵への移籍に、火に油を注ぐ発言。サポーターに嫌われても仕方がないことだろう。
FW:ウィリアン(元ブラジル代表) 生年月日:1988年8月9日 アーセナル通算成績:37試合1得点7アシスト 2020年夏、2019/20シーズンまでチェルシーで背番号10を背負っていたウィリアンがアーセナルへと移籍したことは大きな話題を呼んだ。加入の際にこのブラジル代表FWは「クラブは僕との3年契約の間にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を優勝することを考えている。チェルシーではCL以外の全てのタイトルを獲得してきたから、自分もその計画の一部になりたい」と強い口調で意気込みを語った。 しかし、蓋を開けるとフラムとのプレミアリーグ開幕戦が彼のアーセナルでのピークだった。得点を量産するタイプの選手ではないが、結果的に移籍後初ゴールを決めたのはアーセナルでのラストゲームとなったプレミアリーグ第35節。アーセナルでは全くと言って良いほど活躍することができなかった。 チームも26年ぶりに欧州カップ戦の出場権獲得を逃すなど不調が続き、チームトップクラスの給与を受け取っていたことも相まってサポーターの非難の的となった。またエミール=スミス・ロウらクラブ生え抜きの若手選手を差し置いて試合に出場していたことに対しては当人のウィリアンだけでなく、起用していたミケル・アルテタ監督への批判の声もあった。 アルテタ監督が志向するサッカーへの適応に苦しんでいたウィリアンは、シーズン終了後に契約を解除してアーセナルを去った。