高知県議会一般質問スタート 知事《どっぷり高知旅キャンペーン》に手応え
高知さんさんテレビ
高知県が今年度から開始した「どっぷり高知旅キャンペーン」について浜田知事は「手応えを感じている」と期待感を示しました。 9月県議会は26日から一般質問がスタート。自民党の土居央議員からは先月初めて発表された「南海トラフ地震の臨時情報」について質問が出ました。 「臨時情報の認知度を上げるためにどのような周知を行うか」と問われると浜田知事は次のように答えました。 浜田知事: 「臨時情報の認知度は本県の調査では27.9%で3割を切る低い状況。住民の皆さんにも参加いただく防災訓練におきましても臨時情報のシナリオも新たに盛り込み、情報発信を工夫をしてまいります」 土居議員は県が今年度から始めた観光キャンペーンについて質問。県は「どっぷり高知旅キャンペーン」と題し、観光客の長期滞在やリピート率向上を目指して食や自然、文化などを発信してきました。 開始から半年が経ち“手応え”について問われるとー 浜田知事: 「暮らしや文化をテーマとしていくことは持続可能な観光につながり、インバウンドにも有効だという声をいただいております。キャンペーンへの評価や取り組みに対し、一定の手応えを感じております。観光基盤の一層の底上げ、中山間地域の活性化につなげていきます」 浜田知事はこのように述べ、空き家を観光客向けの食堂や宿泊施設として運用するために着実に準備を進めていると話しました。 県議会は27日も性別による役割分担意識の解消や、若者の県内への定着などについて一般質問が続きます。
高知さんさんテレビ