【MLB】フィリーズ5連勝 開幕50試合で36勝14敗は球団史上最高のスタート シーズン116勝ペース
【レンジャーズ4-11フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間5月23日、メジャー最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのレンジャーズ3連戦の2戦目を迎え、11対4で快勝。連勝を5に伸ばすとともに、あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決めた。フィリーズ2番手のマット・ストラームは1回1/3を無失点に抑えて3勝目(0敗)をマーク。レンジャーズは故障者リストからの復帰登板となったデーン・ダニングが4回途中4安打5失点(自責点3)と精彩を欠き、3敗目(3勝)を喫した。 【動画】フィリーズのブライス・ハーパーが12号ソロを放つ(MLB.comより) レオディ・タベラスの4号ソロなどで2回表までに2点を先行されたフィリーズは、2回裏にブランドン・マーシュのタイムリーなどで同点とし、3回裏にJ・T・リアルミュートの6号ソロで勝ち越しに成功。4回裏にはエドムンド・ソーサの2号3ランで6対2とリードを広げた。5回表にジョシュ・スミスのタイムリーで3点差とされたが、6回裏に2本のタイムリーで一挙4点を追加。7回表にコリー・シーガーの8号ソロで1点を返されたものの、8回裏にブライス・ハーパーの12号ソロでとどめを刺し、11対4で勝利した。 フィリーズはこれで5連勝。開幕50試合で36勝14敗という球団史上最高のスタートを切り、地区2位のブレーブスに6ゲーム差をつけている。開幕50試合で36勝以上を記録したのは、歴代最多タイの116勝を挙げた2001年のマリナーズ以来23年ぶり。ナ・リーグでは1998年のブレーブス以来26年ぶりの快挙である。現在の勝率(.720)を維持したまま勝ち続ければ、メジャー記録のシーズン116勝に手が届く。果たしてフィリーズの快進撃はいつまで続くのか、今後の戦いに注目したい。