【マリナーズ3－7ヤンキース】＠ヤンキー・スタジアム

4試合ぶりのマルチ本塁打を記録したフアン・ソト（左）（MLB Advanced Media）

　日本時間5月23日、ヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのマリナーズ4連戦の3戦目を迎え、4本塁打の一発攻勢を見せて7対3で勝利。連敗を2で止め、2位オリオールズとのゲーム差を3に広げた。ヤンキース先発のネスター・コルテスは球数が多くなったものの、5回97球を投げて3安打無失点で3勝目（4敗）をマーク。マリナーズ先発のブライス・ミラーはアーロン・ジャッジとフアン・ソトの強打者コンビに合計3本塁打を浴び、6回5安打5失点で5敗目（3勝）を喫した。 【動画】ヤンキースのフアン・ソトが2本のアーチを放つ（MLB.comより） 　ヤンキースは1回裏一死2塁からジャッジの14号2ランで先制。3回裏にはソトが12号2ランを放ち、4対0とリードを広げた。コルテスが5回3安打無失点で降板したあと、6回裏にはソトが13号ソロを放ち、1点を追加。ソトは4日前に移籍後初の1試合2本塁打を達成したばかりだが、またもマルチ本塁打をマークした。8回表にカル・ローリーの11号3ランで2点差に詰め寄られたが、8回裏にはアレックス・バーデューゴが勝利を決定づける6号2ラン。チーム合計4本塁打の一発攻勢でマリナーズを破った。 　ヤンキースはソトがリーグ4位の13本塁打と同3位のOPS.978、ジャッジが同3位の14本塁打と同2位のOPS.990をマークして打線を牽引。OPSでこの2人を上回るのはカイル・タッカー（アストロズ）だけであり、リーグ最強打者トップ3のうち2枠を占める強打者コンビの活躍が34勝17敗というチームの快進撃の要因の1つとなっている。ジャンカルロ・スタントンもここまでリーグ7位タイの11本塁打を記録。3人がこのまま故障なくシーズンを終えたとき、どんな数字が残っているか非常に楽しみだ。