可児市と包括連携協定 バローHD、子育て支援など実施
【東濃】バローホールディングス(HD、本部多治見市)は、可児市と包括連携協定を締結した。バローHDグループの総合力を可児市の地域課題解決と市民サービス向上に活用するのが目的。今後、グループの施設・店舗で子育て支援研修やフードドライブの実施に取り組む。 連携するのは、健康・福祉、食育・教育・子育て支援、環境・文化・スポーツ、安全・防災の幅広い分野。スポーツクラブでの高齢者健康測定、スーパーを活用した食育・観光イベントPR、人材開発センターを会場にした子育て支援研修、官民連携によるフードドライブの実施などに取り組んでいく。 可児市役所で協定締結式が開かれ、小池孝幸バローHD社長と冨田成輝可児市長が協定書に調印した。 小池社長は「市内にはバローHDの施設と店舗が集積している。地の利を生かして、市民のニーズに応える幅広いサービスを展開したい」、冨田市長は「今回の協定締結でこれまで以上に幅広く協力して、市民サービスの向上に取り組む」と今後の展望を語った。