2020年代これまでの欧州ベストイレブンを選ぶなら?レヴァンドフスキ、エンバペ選出も、ケインやハーランドらは選外に
CB:アントニオ・リュディガー
リュディガーは、この10年間で2つの異なるクラブ(チェルシーとレアル・マドリー)でチャンピオンズリーグを制し、欧州5大リーグで他のどのDFよりも多くの無失点試合に貢献している(91試合)。正直なところ、どちらの数字も驚くべきことではない。何しろこのドイツ代表は、現代の最も完成されたセンターバックのひとりなのだから。知的で、運動能力に優れ、速くて非常に強い。フィルジル・ファン・ダイクでさえリュディガーのことを「野獣」と呼んでいる。 次点:ウィリアム・サリバ、マルキーニョス、ルベン・ディアス。
CB:フィルジル・ファン・ダイク
評論家が「ロールスロイスのようなDF」という表現を使うとき、それは大抵フィルジル・ファン・ダイクについて話している。このオランダ代表選手はすべてをとても簡単に見せてしまう。サッカー界で最もパワフルな背番号9に対処できるだけの体格があり、最速のウイングに対応できるスピードを持ち、後方からのロングパスで攻撃を開始する技術を持っている。リヴァプールが2020年に久しぶりにイングランドのタイトルを獲得したのに貢献したファン・ダイクは、過去5年間、DFにおける無失点試合数、空中戦勝率、パス成功率でトップ5にランクインしている。 次点:ガブリエウ・マガリャンイス、アレッサンドロ・バストーニ。
LB:アルフォンソ・デイヴィス
デイヴィスはまだ10代の時に、2020年のバイエルン・ミュンヘンの三冠達成において重要な役割を果たし、チャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナを8-2で撃破した試合での驚異的なアシストによって、世界にその名を知らしめ、すぐにファンのお気に入りとなった。その後、デイヴィスは、より前方でウイングとしてプレーすることにも完全に慣れ、最も完成されたサイドバックのひとりとして、その実力を証明してきた。そして現在、バイエルンは彼と新しい契約を結ぶためにあらゆる手を尽くしている。 次点:フェデリコ・ディマルコ、テオ・エルナンデス、アンディ・ロバートソン。