角田裕毅、エミリア・ロマーニャGPのFP1でトップと0.398秒差6番手タイム…最速ルクレールでラッセル、サインツが続く|F1
2024年のF1第7戦、エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が現地時間17日行われた。 現地イモラはF2のフリー走行から引き続き晴天、路面はドライでセッション時刻を迎えた。 今季のF1カレンダーの中では、欧州の初戦となるイモラ。60分のセッションがスタートするとともに、各ドライバーはソフト、ミディアム、ハードとバラバラのコンパウンドで周回をスタートさせる。 今回、FP1ではケビン・マグヌッセンの代わりにオリヴァー・ベアマンがハースのマシンを駆っている。今季はターン9やターン12など、エスケープエリアがアスファルトからグラベルに変わったため、各ドライバーは慎重に周回を重ねていく。 すると開始20分が迫ったところで、アレクサンダー・アルボンが電気系のトラブルのためターン13脇でストップ。これでセッションは赤旗となってしまった。 数分の中断を経て、残り35分からグリーンフラッグとなる。ここから各ドライバーは柔らかいコンパウンドに変えて、さらにタイムを短縮していった。 角田裕毅はハードタイヤを装着した前半から1桁台のタイム順となっていたが、ソフトに履き替えた30分経過時点で1:17.388を叩き出し、この時点で一時は2番手となった。残り15分時点で、4番手となっている。 結局60分のFP1は、1:16.990のチャールズ・ルクレールがトップ。2番手は0.104秒落ちでジョージ・ラッセルが続いた。3番手はカルロス・サインツとなっている。 4番手タイムはセルジオ・ペレス、5番手は0.250秒落ちでマックス・フェルスタッペンが続いた。だがオランダ人ドライバーはセクター1と3が全体ベストでありながら、セクター2だけ遅いという内容。その後何度もターン11~13のセクションでトラック上からはみ出し、ベストラップ更新ができずに5番手タイムという結果だった。 6番手タイムはトップと0.398秒差でRBの角田裕毅だった。近郊ファエンツァをホームタウンとするRB、そして角田にとっても上々のFP1となっている。