VCARB角田裕毅にアウディが関心…来季からヒュルケンベルグと現キックザウバーで組む可能性も|F1
今季、ビザ・キャッシュアップRBで戦っている角田裕毅だが、レースで内容、結果ともに存在感を示していることから、他チームからの関心も寄せられているという。 そんな中、2025年に角田はニコ・ヒュルケンベルグと組む可能性があると伝えられている。 アウディ(現キックザウバー)は2026年のF1参入に向けて準備を進めており、今年4月26日には2025年からの複数年契約でヒュルケンベルグを迎え入れると正式発表した。アウディはドイツの自動車メーカーということもあり、実績があるドイツ人のベテランを求めていた模様だ。そしてこの動きに、日本人が追随する可能性があるという。 イギリスの著名ジャーナリスト、ジョー・サワード氏の情報を元に、ヨーロッパの複数専門メディアがこの話題を報じている。フェラーリからの離脱が内定しているカルロス・サインツにアウディが関心を示していた。 だがスペイン人ドライバーは新規参戦のアウディよりもウィリアムズと接近しており、アレクサンダー・アルボンの僚友になる可能性が高いという。この場合、メルセデスはジョージ・ラッセルの相棒として、若手のアンドレア・キミ・アントネッリを起用する狙いがあるようだ。
アウディはサインツを確保できない可能性が高いことから、角田に関心を示しているとのこと。角田としてはレッドブルへの昇格が目標と以前から口にしていたものの、セルジオ・ペレスの残留が既定路線になりつつあり、その道は完全に開かれていない。 そこでアウディはトラック上で存在感を示している角田の速さを高く評価し、具体的なオファーを準備している模様。 2026年からF1は新規定となるため、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(キックザウバー)、アルボン(ウィリアムズ)といった実力者が、複数年契約で早くも来季からのシートが確定した。この流れに角田も続くのか、その動きに要注目となる。