山下氏の理事代行を承認 国際柔道連盟、細川氏に
【パリ共同】国際柔道連盟(IJF)は26日、パリ市内で理事会を開き、頸椎損傷で療養中の山下泰裕氏の理事職を全日本柔道連盟(全柔連)の細川伸二特別顧問が代行することを承認した。期間は来年6月の総会まで。山下氏については日本オリンピック委員会(JOC)会長職も三屋裕子副会長が代行している。 1984年ロサンゼルス五輪男子60キロ級金メダリストの細川氏は会議冒頭で山下氏のメッセージを代読。「リハビリに励んでおり、今回は参加できないが、柔道、五輪の成功を願っている」との内容で、IJFのビゼール会長は「早期の回復を祈っている」などと応じたという。