初のA級昇格を果たすなど成長著しい宮脇遼太

＜19日・からつボート・前検日＞ 【記者コラム・古川達也「たっちゃんのハイタッチ」】 　宮脇遼太（26）＝福岡・127期＝の近況の足取りは充実そのもの。10月の戸田でデビュー初優出（6着）。前走地の大村でも優出（5着）を果たした。その勢いで今節も大活躍を期す。 【ボートレース】2025年度のグレードレース日程を発表／福岡周年は4月に開催 　手にした52号機は2連対率が21％しかない低実績機という試練。「足合わせではいいところがなかった」と前検はピリッとしなかったが、「普通以上にはしたいですね」。実力同様にレベルアップした調整力の見せどころとばかりに、腕まくりをしてみせた。 　2025年前期（来年1月～）適用勝率は5.46をマークし、初のA級昇格。成長曲線は順調に上昇カーブを描く。「たまたまですよ」と控えめながらも、「冷静にレースができるようになりました」。ただがむしゃらにというばかりでなく、ちょっぴり大人になった。 　「まずは準優に乗ることを目標に頑張っています。その方が楽しい」と気力も充実。「優勝したいです。次はそこです」。今節もその目標に向かって一歩ずつ階段を上る。 　▼1R　丹下健が手にした66号機は伸びの良さが目立つ良機。尾形栄治のSが慎重なら、カドから一撃の魅力は十分。4―56―156。 　▼11R　宮脇が機力を立て直して大外から3着に食い込む。1―245―6。