17歳で亡くなった難病の少年コディーさんが馬名の由来…コディーズウィッシュに初年度産駒誕生
ダーレーは7日、コディーズウィッシュ(牡7、父カーリン)の初年度産駒が誕生したことをホームページで発表した。最初の産駒はケンタッキー州ジョージタウンのフェニックスファームで6日に生まれた母ホットショットアンナの牡馬。母ホットショットアンナは現役時にG2・2勝を含む重賞3勝を挙げている。 コディーズウィッシュは名伯楽ビル・モットが管理し、22、23年にBCダートマイルを連覇。23年の米年度代表馬に選ばれ、昨年からケンタッキー州のジョナベルファームで種牡馬になっている。 馬名の意味は「コディーの願い」。難病のウォルフ・ヒルシュホーン症候群を持って生まれた少年、コディー・ドーマンさんとの交流から命名された。ドーマン少年はコディーズウィッシュが連覇を果たした23年BCダートマイル(サンタアニタ)を見届けた翌日、ケンタッキーの自宅への帰路で、17歳で亡くなっている。