世界の子どもたちに食料支援 PayPayで寄付が可能に 国連WFP協会
国際連合世界食糧計画WFP協会(安藤宏基会長)は、オンライン上の寄付の支払い方法として、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を6日に導入した。世界各国で飢餓に苦しむ子どもらの食料支援にスマートフォンで身近に参加できる。 国連WFPは飢餓の撲滅を目的に活動する国連唯一の食糧支援機関。23年は120以上の国と地域で1億5200万人の人々に食料を届けた。 協会によると、世界では紛争や気候変動の影響で飢餓人口が高止まりし、23年は最大7億5700万人に達するという。 国連WFP協会の親善大使を務める広瀬アリスさんは「支援に参加するには『簡単』であることが大切。スマホで支援できるようになれば、特に若い世代の方も参加しやすくなるのでは」とのコメントを寄せた。