【盛岡・はまなす賞】マルーントリックが逃げ切る…佐々木志音「思い切っていきました」
8月13日、盛岡競馬場で行われた12R・はまなす賞(3歳・ダ1600m)は、佐々木志音騎乗の4番人気、マルーントリック(牝3・岩手・佐藤祐司)が快勝した。2馬身差の2着に1番人気のラブショック(牝3・岩手・菅原勲)、3着にカズマ(牝3・岩手・瀬戸幸一)が入った。勝ちタイムは1:38.0(不良)。 2番人気で山本政聡騎乗、サトノファントム(牡3・岩手・齋藤雄一)は、7着敗退。 1着 マルーントリック 佐々木志音騎手 「逃げは先生(佐藤祐司調教師)の指示どおり。今日の後半レースは前残りの競馬でしたから、思い切って行きました。攻め馬でも神経質な面がありましたから自分のペースで行って、うまく折り合いがついたのも勝因だったと思います。3コーナーでプレッシャーをかけられて一瞬ヤバいかなと思いましたが、直線でまた伸びてくれました。前回も準重賞でしたが、2週連続(フェアリーカップ=ミニアチュール)で勝つことができて嬉しいです」
佐藤師「逃げの手が良かった」
佐藤祐司調教師 「気難しいところがあって掛かったり、レースをやめたりするので、逃げの手に出たのが良かったんでしょうね。ようやく勝つことができました。今回の勝利で兄エンパイアペガサス、姉ファイントリックの血を少しですが、引き出せたかもしれません。次走以降については考えていませんでした。これからオーナーと相談して決めたいと思っています」 マルーントリック 16戦3勝 (牝3・岩手・佐藤祐司) 父:カリフォルニアクローム 母:ステージトリック 母父:DistortedHumor 馬主:佐藤信廣 生産者:佐藤牧場 【全着順】 1着 マルーントリック 2着 ラブショック 3着 カズマ 4着 カレンアイバーソン 5着 ヤマショウルルサン 6着 ゴーゴーダンサー 7着 サトノファントム
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