「厚生年金だけで月18万円はもらっている」という友人。受け取るのに必要な現役時代の年収とは?
厚生年金の計算方法
将来設計のためにも、自身がどのくらいの厚生年金を老後に受け取れるか把握しておきましょう。老齢厚生年金の計算方法は、次のとおりです。 ・平成15年(2003年)4月以降:平均標準報酬月額×(5.769÷1000)×加入期間
月18万円の厚生年金を受け取るためには
ここからは、老後に月18万円の厚生年金を受け取るためには、どの程度の収入が必要か計算してみましょう。平成15年4月以降に厚生年金に加入したと仮定した場合、20歳から60歳まで就労し、毎月18万円の厚生年金を受け取るために必要な収入は、次のようになります。 ・平均標準報酬額×(5.769÷1000)×480ヶ月=年間の厚生年金受給額216万円 ・平均標準報酬額=216万円÷{(5.769÷1000)×480}=約78万円 厚生年金だけで18万円も受け取るためには、月収約78万円、年収約936万円もの収入が必要ということになります。 出典 日本年金機構 老齢年金 日本年金機構 障害年金 日本年金機構 遺族年金 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部