【中日】松山晋也、5000万円1発サイン マルティネス去就不透明で和製守護神襲名に意欲
中日松山晋也投手(24)が24日、ナゴヤ球場で3250万円増の年俸5000万円で契約を更改した。 【一覧】中日の契約更改状況 今季は開幕から1軍フル帯同。守護神マルティネスへつなぐセットアッパーとして59試合に登板し、2勝3敗、41ホールド、防御率1・33を刻んだ。通算43ホールドポイントを挙げ、阪神桐敷と並んで、初の最優秀中継ぎ投手賞のタイトルを手も手に入れた。 「タイトルと1年間50試合登板以上を目標にしてきて達成できてうれしかった」と、満足げな表情を終始のぞかせた。来季も「50試合以上を目標にやっていくのと、1年間フルに戦えることを継続できるように準備していきたい」と意気込んだ。 22年に八戸学院大から育成ドラフト1位で入団。昨シーズン途中に支配下契約を勝ち取り、36試合17ホールドでを挙げブレーク。今季は守護神マルティネスへのつなぎ役として、勝利の方程式の重要なピースを演じ続けた。その守護神は3年契約が切れ、来季の去就が不透明。「ライデル(マルティネス)がいても、いなくても(クローザーは)目指しているところ。目指していきたい」と、和製守護神襲名への意欲も語った。昨オフはオリックスの平野佳に弟子入りしたが卒業し、来年1月はチームメートの岩崎と沖縄で自主トレに臨む。岩崎は今季35歳で球団日本人最速158キロをマーク。17年最優秀中継ぎ賞右腕とタッグを組む。【伊東大介】(金額は推定)