亀の甲より年の功!? 今でも充分通用するまさかの緊急時の対処法 名付けて「お爺さんの知恵袋」13選
■高速道路で突然のゲリラ豪雨……安全に対処するには?
バケツをひっくり返したような激しいゲリラ豪雨も珍しくなくなった。 高速道路で遭遇すると、パニクって急ブレーキをかけてしまう人がいるがこれは絶対にダメ。 自分が前方視界を奪われているということは、後ろを走るクルマも同じで、急ブレーキは追突を誘発する。 ヘッドライト、ハザードランプなどを点灯し、ゆっくりと速度を落として走行するようにするのが最も安全。
■今でもあるぞオーバーヒート対応
現代のクルマでオーバーヒートが発生するとすれば、ウォーターポンプの故障かラジエターのトラブルで冷却水が循環していないので、安全な路肩などにクルマを寄せて直ちにエンジンを切る。 昔の対処法のようにボンネットを開けてエンジンをかけたまま冷やすなんてことをしていたらソク焼き付く。 ボンネットを開けると水蒸気が一気に出ることがあるので、充分に注意すること。また、エンジン再始動は避けてJAFなどを呼んで修理工場へ!
■まさかの愛車水没もあわてず対処すれば無事生還
ゲリラ豪雨によって地下道に水たまりができて水没、という痛ましい事故があった。クルマはマフラーよりも水深が深くなるとエンジンが止まってしまう。万が一冠水部に突っ込んでしまい「深い!」と認識したらアクセルを戻さずいっきに走り抜けてしまいたい。が、なかなかそうもいかないのが現実だろう。 エンジンが止まってしまったら、早く脱出したいが水圧でドアが開かない。理屈では室内まで完全に水没すれば水圧の均衡が取れてドアは開けられるはずだが、これはかなりの恐怖が伴うし、視界も遮られて非常に危険。 「自走での脱出不可能」と判断したら、電装系がやられる前に窓を開けて脱出するのが一番確実。万が一のために窓を割るための脱出用ハンマーを備えておきたい。
■自分で交換してはダメ!?高速道路でパンク!!
高速道路上でのパンクの場合、ハザードランプを点滅させて速やかに路肩に寄せ、三角表示板を立てたうえで非常電話でJAFを呼ぶ。 ベストカーの読者なら自分でタイヤ交換くらいはできるだろうが、高速道路ではタイヤ交換中の事故が後を絶たない。とても危険なので、自分ではやらないこと! JAFが来るまでは車内で待つのも非常に危険なので、ガードレール外で待機。