4人に1人が「結婚したくない」。おひとりさまの老後について考える【増えるおひとりさま】
マッチングアプリや婚活サイトなど、異性と出会う選択肢が増えている一方で、多様化が進む現代社会においては、あえて「おひとりさま」を選択する人も増えています。 ◆【調査結果のグラフ】結婚に関する意識調査の結果。53.4%の人が「いつかは結婚をしたいと思っている」と回答 本記事では、2024年8月に公表されたばかりである、独身男女を対象とした「結婚に関する意識調査」の結果を紹介するとともに、日本の未婚率の実態について深掘りしていきます。 老後に向けたおひとりさまの平均貯蓄額や、老後の家計収支についても触れていますので、あわせて参考にしてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
4人に1人は「結婚をしたいとは思わない」
株式会社オーネットは、全国の25~34歳の独身男女702名を対象に、「独身男女の結婚に関する意識調査」を実施しました。 調査概要は下記のとおりです。 ・調査地域:全国 ・調査対象:独身男女25歳~34歳 ・調査方法:インターネットを利⽤したクローズ調査 ・調査日:2024年8月20日(火) ~ 8月24日(土) ・調査主体:株式会社オーネット ・回答数:全体:702人(男性:358人、女性:344人) ・リリース公開日:2024年8月28日 上記調査の結果、53.4%の人が「いつかは結婚をしたいと思っている」と回答しました。 半数以上のおひとりさま男女が「いつかは結婚をしたいと思っている」と考えている一方で、「結婚をしたいとは思わない」という回答をした人は、全体で24.5%という結果になりました。 ●「結婚したいと思わない」理由 「結婚したいと思わない」理由として最も多かったのは、43.6%で「一人で生活する方が自由で気楽だから」となりました。 上記の回答を男女別にみると、男性41.8%、女性45.7%となり、わずかに女性が男性を上回る結果となっています。 また、結婚したいと思わない理由として上位となった「経済的な不安があるから」という回答については、女性が4.9%に対して男性が18.7%と男女間で大きな格差が生じました。 上記から、男性の場合は結婚に対して「金銭面」が大きなハードルの一つになっていることがうかがえます。 では実際、日本の未婚割合はどのように変化しているのでしょうか。 次章にて、確認していきましょう。