佐賀「マグネットバーガー」、古湯の食堂で間借り営業 ライダー拠点目指す
佐賀市北部の富士・三瀬地区を拠点にキッチンカーで営業するハンバーガー店「マグネットバーガー」が12月9日、古湯温泉のスポーツ合宿施設「SAGA FURUYU CAMP(サガフルユキャンプ)」(佐賀市富士町古湯)内の旧「ゆっかい食堂」で週2日の間借り営業を始めた。(佐賀経済新聞) 【写真】「マグネットバーガー」で提供する「マグネットバーガー」 店主の田中琴子(ことね)さんは、家族の影響でバイクが好きになり、趣味でツーリングに出かけるという。幼稚園教諭を3年勤め、オーストラリアで1年間ワーキングホリデーを経験した後、実家の海鮮料理店「じんぎすかん」(大財1)とバイク店に勤めながら、「ライダーズカフェを開きたい」と今年5月、富士・三瀬地区を拠点にキッチンカーで営業する店舗を開いた。 当初は平日2日間と週末に富士・三瀬地区や佐賀市中心街で営業するか、イベント出店していたが、9月に富士町で行われた「古湯映画祭」に出店した際、サガフルユキャンプから、「しばらく利用されていないゆっかい食堂を使ってほしい」と提案されたことから、週2日の間借り営業を決めた。 ハンバーガーメニューは、「マグネットバーガー」(840円)、「唐揚げバーガー」(690円)、「アボトマバーガー」(1,100円)、「極上バーガー」(1,280円)など7種類。400円追加でポテトとドリンクをセットで付ける。サイドメニューに、ポテト(200円~)やナゲット(3個300円~)、オニオンリング(同)のほか、週替わりメニュー(770円)やカレー(650円)なども用意する。 田中さんは「これまでのキッチンカーだけの営業と比べ厨房(ちゅうぼう)が広く、メニューの幅が広がった。特に冬は暖かい室内でライダーに暖まってもらえるのと、ランチタイムに地域の人に来てもらえるようになった。ここをライダーが集まる拠点にしながら、今後、ツーリングイベントやライダー向けミーティングなどを企画していきたい」と話す。 「ゆっかい食堂」での営業は月曜・火曜の11時~16時。キッチンカーでの営業日時はインスタグラムで知らせる。
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