アシックスがデフ陸上とパートナー契約締結「日本陸上界をひとつに」陸上3団体が同じユニフォーム
アシックスは5月26日、聴覚障害の陸上競技を統括する日本デフ陸上競技協会とオフィシャルトップパートナー契約を締結したと発表した。 レジェンド・山本篤が現役引退を表明 義足選手として初パラリンピックメダル 東京まで4大会連続出場 同社は現在、日本陸上競技連盟、日本パラ陸上競技連盟とも契約を結んでおり、日本代表のウエアなどを提供している。来年東京で開催される第25回夏季デフリンピックをはじめとする大会で、同じユニフォームを着用予定で、「日本陸上界をひとつに」の合言葉のもと、3団体が同じウエアで世界と戦うこととなる。同社は「陸上競技界の発展、陸上競技を通じた共生社会の実現に向けて心をひとつに活動していきます」とコメントしている。 対象大会は今年の第5回世界デフ陸上選手権(台湾)、第1回世界デフU20陸上選手権(台湾)、そして来年の第25回夏季デフリンピック(日本)となり、ウエア以外にも、シューズやアパレル、アクセサリー類が提供される。 アシックスの廣田康人・代表取締役会長CEOは「サポートできることを大変うれしく思います。各陸上競技界の発展やアスリートのパフォーマンス発揮のサポートはもとより、誰もが一生涯運動・スポーツに関わり、心と身体が健康で居続けられる真の共生社会 の実現に向けて取り組んでまいります」とコメントしている。
月陸編集部