【広島】床田寛樹大トリ更改で今オフチーム最高5000万円増「最初はもう少し戦ってやろうと思ったけど」“銭闘”断念
広島の床田寛樹投手(29)が16日、マツダで“大トリ”の契約交渉に臨み、今オフのチーム最高の5000万円増の年俸1億5000万円で更改した。2年連続でチーム最多11勝。「最初はもう少し(金額面で)戦ってやろうと思ったけど、最後4連敗して何も言えないなと」と“銭闘”は断念し、素直に判を押した。 来季は野村から背番号19を受け継ぎ、16年に16勝した先輩超えを目指す。今季11勝9敗で2しかなかった“貯金増”を掲げ、「気にしていたけど、大瀬良さんにも『した?』みたいに言われて…悔しかった」と、主力投手陣で唯一ゼロに終わった完投にもこだわる。 来年3月1日に30歳を迎える。自身初の開幕投手に意欲を示し、その大役を争う森下をライバル視する打撃でも「バントは良かったけど、もう少し打点(今季は1)を」と、意気込む。投打でしのぎを削って投手陣を引っ張っていく。(畑中 祐司)
報知新聞社