あこがれの白馬岳縦走登山へ! 楽しく歩きながら、しっかり学ぶ。コロンビア登山学校の「登山講座」に密着
栂池エリアの玄関口「栂池ビジターセンター」
白馬エリアの登山口は複数あるが、今回は栂池自然園からアクセス。栂池ゴンドラリフトと栂池ロープウェイを乗り継いで、登山口のある栂池自然園まで簡単にアクセスすることができる。栂池ロープウェイの終点には栂池エリアの情報が収集できる「栂池ビジターセンター」がある。このエリアで見られる動植物や自然環境などを知ることができ、そのほか記念撮影コーナーやクライミング体験コーナー、フリードリンクの提供もあり、ゆっくりすごせるスポットでもある。
館内にはコロンビア展示ブースも!
ビジターセンターではコロンビアグッズの取り扱いもある。ウエアやハットなどのコロンビア製品が購入できるので、もしもの忘れ物の際にも安心だ。 栂池自然園とのコラボTシャツはビジターセンターだけでの限定販売。旅の思い出やお土産にうれしいオリジナルグッズだ。
みんなで顔合わせの自己紹介
今回、登山講座の講師を務めるのは登山ガイドの伊藤伴さん。参加者は7名で全員女性だ。それぞれ自己紹介をし、呼んでほしいニックネームを名乗るのも登山学校の恒例。親近感を覚えるので参加者同士の距離がぐっと近くなり、初めましてでも、すぐに仲良くなれてしまうようだ。
出発前にワンポイントレクチャー
登山学校はすでに始まっている。まず教わったのが、トレッキングポールの扱い方について。ふだん何気なく使っているかもしれないが、講師の伊藤伴さんより疲れにくくするためのワンポイントアドバイス。 「3段伸縮式タイプの場合は上段と下段、どちらを最大値に伸ばすのが正解でしょうか? 」。 「……下段? 」。 「正解はどちらでも大丈夫です(笑)。ただ、下段を伸ばすほうがおすすめだといえます。トレッキングポールは金属の重なりで強度を持たせていますが、重なる部分はそのぶん重くなり、そこが重心となるため、より手に近い部分に重心がきたほうが疲れないということになります。つまり、下段を伸ばしたほうが先端が軽くなり、疲れづらいといえます」。 続いてシューフィッターの資格を持つ、コロンビアスタッフの永山海斗さんによるレクチャー。登山靴を足にしっかりフィットさせる正しい履き方と、解けにくい靴紐の結び方を実演してくれた。 「ちゃんと履けていないと履き心地が変わってしまいます。最近の登山靴は柔らかめのものが多いので、紐をしっかり締めても大丈夫です。そうすることでシューズの機能を活かすことができ、歩きをフォローしてくれるので、疲れにくくなります」。 みなさん興味津々だ。実演を見て学んだあと、各々で実践を行ない、足元の準備も万端だ。