『僕の初恋をキミに捧ぐ』公開から15年! 井上真央&岡田将生だけじゃない、豪華キャストたちの今
累計発行部数800万部を記録した青木琴美による同名コミックを実写化し2009年10月に公開された映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』。公開当時、多く観客にトキメキと感動を与えた本作で、熱演を披露していたキャストのその後のキャリアや現在をまとめてみた。 【写真】井上真央と岡田将生が切ない恋を繰り広げた――映画『僕の初恋をキミに捧ぐ』キャストの今をチェック ■井上真央 幼なじみにして初恋の相手でもある少年を慕い続けるヒロイン・種田繭。負けん気が強く傍若無人な一面があるものの、深い思いやりを持った少女・繭を演じていたのは『キッズ・ウォー』シリーズ(CBC・TBS系)や『花より男子』(TBS系)シリーズで、すでに女優としてブレイクしていた井上真央。劇中では中学から高校までのヒロインを演じ、キスシーンやウエディングドレス姿も披露している。 本作公開の2年後となる2011年、井上は連続テレビ小説『おひさま』(NHK総合)で主演を務めると、同年公開の主演映画『八日目の蝉』で第35回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。さらに2015年には『花燃ゆ』(NHK総合)で大河ドラマ初出演にして初主演を務めた。近年では2023年1月期放送の『100万回 言えばよかった』(TBS系)で佐藤健や松山ケンイチと共演。運命の相手を突然失うヒロインを好演した。 ■岡田将生 岡田将生が演じていたのは、幼い頃に繭と出会い、ある“約束”を交わしたことから、彼女の思い続ける主人公・垣野内逞。彼は幼い頃から心臓病を患い、繭の父で医師の孝仁(仲村トオル)から“20歳まで生きられない”という宣告を受けてしまう悲劇的なキャラクターだ。 そんな主人公を熱演した岡田は、本作から1年後に公開された主演映画『雷桜』で時代劇に初挑戦。同年公開の映画『告白』『悪人』でも好演すると、2012年には大河ドラマ『平清盛』で源頼朝役に抜てきされ、ナレーションも担当した。その後も2016年4月期ドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)や2021年4月期放送の『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ・フジテレビ系)などの話題作に出演。今年は連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合)や放送中の『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)にも出演し、11月には映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の公開も控えている。