ボッタス「タフな1日。戦略を分けて最大限の結果を得ようとしたがうまくいかなかった」:キック・ザウバー F1第17戦決勝
2024年F1第17戦アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われ、キック・ザウバーの周冠宇は14位、バルテリ・ボッタスは16位でレースを終えた。 【写真】2024年F1第17戦アゼルバイジャンGP 周冠宇(キック・ザウバー) ■周冠宇(ステークF1チーム・キック・ザウバー) 決勝=14位(51周/51周) 17番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム 僕自身のレースはスムーズでクリーンだったと思う。チームも戦略をうまく実行してくれた。ただ、ペースに関してはもの足りず、よりポイント圏内に近いところで争うことはできなかった。 とはいえ、特にレースクラフトの面で、この週末に僕らが示した進歩には勇気づけられた。他のいくつかのチームと戦えたのはポジティブな兆しだ。ここからの道程は長く、まだ望んでいた位置まで達していないこともわかっているが、ギャップを縮めていくためにチームとして共に働き続け、戦い続けるつもりだ。 ■バルテリ・ボッタス(ステークF1チーム・キック・ザウバー) 決勝=16位(50周/51周) 16番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード タフな1日だった。チームで2台の戦略を分けて、最大限の成績を得ようと試みたが、最終的にはうまく行かなかった。最大の問題は、スタートで履いていたミディアムタイヤのデグラデーションが急速に進んだことで、結果として早めのピットストップを余儀なくされた。ハードコンパウンドの方がクルマのフィーリングは良かったものの、それも終盤には厳しい状態になり始めていた。ライバルの何台かが脱落して、その意味では運に恵まれながら、スティントの配分をバランスの良いかたちにできず、ポイント圏内には手が届かなかった。いったん態勢を立て直して、シンガポールでまた挑戦するしかない。 [オートスポーツweb 2024年09月17日]