「島原城跡」「越高遺跡」が国指定の史跡へ 文部科学大臣へ答申【長崎県】
テレビ長崎
国の文化審議会は、島原市の島原城跡を国の史跡に指定するよう、文部科学大臣に答申しました。 島原城は江戸時代の1624年に松倉重政によって築かれ、2024年で築城400年となります。 明治政府が廃城したものの、1964年までに復元されました。 高さ17mの石垣や城郭などは、防衛を意識したものになっていて、「島原・天草一揆」の舞台でもあります。 当時の「一国一城令」で新たな城の建設が制限された中でしたが、この場所が有明海に面することから幕府が重視して築城されました。 国の文化審議会は、島原城が江戸初期の島原半島や周辺地域との関わりを伝えていると評価しています。 長崎県内ではこのほか、対馬市にある縄文時代の遺跡「越高遺跡」も答申されています。
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