50代、4人家族が見直した「キッチン用品」。せいろと鉄フライパンの魅力に目覚めた
意外と手間がかからず、使い勝手のいい「せいろ」
「おいしい肉まんが食べたい!」その一心でセイロを購入して4年が経ちました。手間がかかりそうだけれど、憧れ続けたせいろを使ってみようと決断できたのは、年齢を重ねて食事づくりにも慣れ、心に余裕ができたからかもしれません。 実際に使ってみると、手間がかかるというのは大きな思い込みだったと感じました。使用後は洗わず立てかけて乾かすだけ。油やにおいが気になるときは、お湯で濡らしてかたく絞ったふきんで拭いてから乾かすだけ。 肉まんはお店のようにおいしく、シュウマイや野菜、ちまき、蒸しパン、プリン、白米の温め直しと、万能に使えるので重宝しています。軽くて取り扱いやすいのも魅力です。
長く使える「鉄のフライパン」に買い替え
以前はフッ素加工のフライパンを1年ごとに買い替えていたわが家。この繰り返しに疲れたので、鉄のフライパンにシフトしました。 洗ったあとは水分をよく飛ばして油をなじませるなど、うわさどおりちょっとした手間がかかりますが、それも少しすると慣れます。もう数年使用していますが、いまだにカリッとした焼き心地にうっとり。現在はフッ素加工のフライパンはすべて手放し、サイズ違いの鉄のフライパン2枚を愛用しています。 絶対に必要と思っていたものが案外なくてもどうにかなったり、メンテナンスが大変そうと思っていたものがじつは手間がかからず簡単に使いこなせたり…キッチン用品の見直しは、ストレスフリーな調理に直結するなと実感しています。ぜひ今一度、キッチン用品を見直してみてはいかがでしょうか?
大木聖美