【ナゼ】増加する“デジタル遺品”トラブル 故人のスマホのロック解除やサブスク解約が出来ない!トラブルを未然に防ぐ、今からできる『デジタル終活』とは―?
スマートフォンやパソコンなどで様々な情報を管理するようになった今、問題となっているのが“デジタル遺品”トラブルです。故人のスマホへのアクセスや、契約していたサブスクの解約に遺族たちは悪戦苦闘…。今からできる『デジタル終活』について、日本デジタル終活協会・伊勢田篤史氏の解説です。 【迷惑】「ボケーッ!」「バーカ!」駅員の対応に“撮り鉄”から罵声の嵐!?ルール違反や危険な行為は、外国人観光客も…罪に問われるケースもある相次ぐ迷惑行為に専門家提言「軽い刑になっているのを少し考えないといけない」
■故人の残した“デジタル遺品”のトラブルが増加 ネット銀行にサブスク解約もID・パスワードが分からず困惑!専門家が対処法を解説
スマートフォンやパソコンで資産を管理する現代社会で今、問題となっているのが、デジタル遺品を巡るトラブルです。亡くなった人が、生前に契約していたネット銀行の口座やサブスクサービスなどのデジタル遺品について、対策をしているのか、街で聞いてみると―。 (街の人) 「(家族と共有は)してないですね。でもその危機感は分かります。父が亡くなったときに、当時、問題はなかったけど、母が、パスワードが分からなくなって、開くのが大変だった」
Q.『デジタル資産』、何を持っていますか? (60代) 「クレジットカードと株は、ネット取引だから、パスワードがないと動かせない」 Qそれはご本人しか動かせないですか? (60代) 「そうだね、教えてない」 国民生活センターは、デジタル遺品トラブルが今後増えるとした上で「残された家族がトラブルに遭わないように、今からできることを対策するよう心掛けていただけると、大変うれしいです」と呼びかけています。
では、実際にどんなトラブルがあるのか、国民生活センターの事例を基に、まずはネット銀行を巡るトラブルについて見ていきます。 60代の男性が、亡くなった兄の遺品を整理していた時、ふと、兄がネット銀行の口座を持っていたことを思い出しました。そして早速スマホを開こうとしましたが… (60代男性) 「パスワード…。兄さんの誕生日かな?…いや、これも違う…」
男性はパスワードが分からず、携帯ショップに行き、スマホのロック解除を依頼しました。 しかし― (携帯ショップの店員) 「大変申し訳ございません。当店では“スマホの初期化”は対応させていただいていますが、“スマホのロック解除”までは対応しておらず、ご自身で思い出していただいて、解除していただいてもよろしいでしょうか」 (60代男性) 「解除できないんですか…?」 スマホのロック解除は、遺族がパスワードを知らないと、非常に困難なものだといいます。
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