若手躍動のユヴェントス、モッタ監督「私は一切、国籍や年齢を考慮しない」…伊紙が指摘する強さの秘訣とは? | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】ユヴェントスのチアゴ・モッタ監督が日本時間9月15日1:00に予定されているセリエA第4節エンポリ対ユヴェントス戦へ向けて前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】今夏ユーヴェ移籍!強烈な左足が武器のアルゼンチン人アタッカー!
今夏、チアゴ・モッタ新監督の下で再出発したユヴェントス。サプライズ抜てきされた下部組織出身のサムエル・バングラやニコロ・サヴォーナらの活躍もあり、セリエA開幕から2勝1分で7ポイントを獲得し、インテルなどと首位に並ぶ。 代表ウィーク明けの日本時間15日のセリエA第4節では、今シーズン、ローマに勝利を収めているエンポリと敵地での一戦に臨むが、指揮官のモッタが記者会見の場で意欲を示した。 「私のアイディアの浸透は非常にうまく進んでいる。全員が同じアイディアを持てているからだ。この2週間は非常に順調だった。何人かの選手がここに残って練習に取り組んだ一方、他の選手たちは代表戦で経験を積んでおり、うれしく思っている。全員が良い状態で戻ってきた。ほぼ全員が起用できる状態だ」 「エンポリは好調で、良い試合を見せている。明日は集中し、決意をもって臨みたい。エンポリは低い位置で守るが、ボールを奪取してカウンターを仕掛け、対戦した全てのチームに問題を作り出した。われわれは、好守の切り替えに注意しなければならない」 続いてユーヴェ指揮官は、ここまで先発出場のない新加入のドウグラス・ルイスとトゥーン・コープマイネルスに言及した。今夏、移籍金約5000万ユーロ(約78億円)で加入したブラジル人MFを巡っては、ベンチスタートが続く中、現地メディアに「ミスター5000万ユーロ」と揶揄されてきたが、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』などは、エンポリ戦での先発を予想している。 モッタは、「2人のような素晴らしい選手がいてくれて光栄だ。ただ、誰が先発して誰が途中出場するかは、これから様子を見たい。ドウグラス・ルイスは、これまで何も困難なことはなかった」と語った。 最後にユーヴェの若手指揮官は、ケガから復帰した18歳のヴァシリエ・アジッチらチームの若手について見解を示した。 「アジッチは今週、テストで良い反応を示した。若手選手たちがシーズン中にどんな役割を担っていくかどうかは、全て彼ら次第だ。私は、一切、国籍や年齢を考慮しない。現在の状態だけを見ている。調子が良ければプレーし、そうでなければ、忍耐強くチャンスを待たなければならない」