ブレない、ズレない。ランシューの世界的名作、ニューバランス「1080」が14代目で変わったことは?
普段使いも考慮したカラーとうれしいワイドタイプ
カラーラインナップはメインのネイビーを含め、メンズは全6色、ウィメンズは全5色にて展開。メンズにはソール部分も同色のオールブラックが用意されているので、普段使いでも抵抗なく履くことができます。前作は大きめのNロゴを配したことで良好なセールスを記録したので、今回も大きめのNロゴに。さらには、ニューバランスのスニーカーのなかでも人気カラー、グレーもラインナップしています。 「Fresh Foam X 1080v14はスピード走行、ゆっくり走行に対応できるシューズです。日常のウォーキングにもおすすめできるタイプなので、さまざまなシーンで使っていただける一足になります。前作とコンセプトは同じですが、より走りやすい、より歩きやすいというところが進化しているので、気に入っていただける方が増えるのではないかと期待しています」(小澤氏) 一方で、幅(ワイズ)もカラーによってはやや細い、標準、幅広と甲の周りが選べる3種類を用意。それは、日本人に多い「甲高だんびろ」にも対応するためです。甲高はシューレース(紐)で調整できますが、幅に関しては革靴のように足の形状に馴染んで伸びていくようなことがないので、幅がきつい場合はシューズのサイズを上げるしかありませんでした。そうすると、足と屈曲部を適合させているシューズ設計がうまく活かせない場合があります。実際、サイズが合わないシューズを履いていると、足の怪我やマメにつながったり、走りにくかったりするので、まずは自分の正しい足のサイズを知ってほしいそうです。 「ニューバランスのランニングシューズの場合は、複数の幅を選べるのが特徴。直営店では3Dスキャンを用意しており、足を計測させていただいて、それをもとにジャストフィットのシューズだったり、どの形が合うか、どのサイズが合うかというのを、スタッフがアドバイスさせていただきます。実際、自分の足の形やサイズをよく知らない方が多いので、お店で自分の足の形状を測り、フィッティング体験をするとすごく感激される方もいます。ですから、フィッティングはぜひやっていただけたらと思います」(小澤氏) ジャストサイズのシューズは、走りやすさも変わり、疲れやすさも変わってきます。ぜひ一度、ニューバランスの直営店に足を運び、フィッティングを試してみてはいかがでしょうか。走る楽しみがさらに広がるかもしれませんよ。
マイヒーロー