全国が商圏のサイトで、全国各地の地名ページを作成してもいい?
地域ごとに異なる独自の内容ならよいのか?
赤ちゃんマンさんにアドバイスしたコンサルタントは「地域の特色を出すエリアページ」とおっしゃったとのことですから、おそらく地域ごとに異なる独自の内容でページを作成することを考えたのでしょう。実際、そうしたやり方で上位に表示されているページを見かけることもたまにはあります。しかし安全を期すのであれば、これもやめておきましょう。 それぞれの地域のページに独自の内容が含まれていたとしても、商品買取りの窓口が同一なら、やはり誘導ページであると判断される可能性があるからです。
全国に多数の店舗をもつチェーンストアの場合はよいのか?
全国に支店をもつチェーンストアが各店舗のページをもつのは自然なことであり、誘導ページとはみなされません。チェーンストアが全国各地に各店舗のページをもっているのは、それぞれの店舗を目的とするユーザーがいるからです。 各店舗のページが一定のフォーマットに沿って作られていて似たような内容だったとしても、それぞれの店舗を目的とするユーザーの利便のために作られているため、誘導ページとはみなされないのです。
まとめ
全国各地の地名に紐付けたページを大量生産するというアイデアは、多くの人が思いつきますが、誘導ページという古典的なスパム手法であり、実際に営業拠点をもっていない限りやるべきではありません。個人的には「抜け道になるようなうまいやり方を模索する」というのもおすすめしません。ペナルティを受けてしまうリスクが大きすぎるからです。 P.S. 本コーナーでは、読者の質問にお答えしています。誰にも聞けずに困っていること、現場で感じるふとした疑問など、どしどし質問をお寄せください。