混戦のJリーグ 台風の目はFC東京とガンバ大阪
FC東京、ガンバともにレッズ、フロンターレ、4位の鹿島アントラーズとの対戦を残している。特にFC東京は23日、ホームの味の素スタジアムにレッズを迎える大一番が待つ。守備陣が堅守をキープし、好調の攻撃陣がネットを揺らして勝ち点3を手にした瞬間に、J1戦線の大混戦ぶりに拍車がかかることになる。水沼氏が続ける。 「フィッカデンティ監督は策士で、相手をはめて、得意とするサッカーを封じる試合をすることもできる。上位を食って行ける分だけ、両チームとも非常に面白い存在になるのではないか」。 FC東京は悲願でもある初のJ1優勝を、ガンバは9年ぶり2度目となる優勝をそれぞれ目指す残り14試合。まだまだ厳しい残暑との相乗効果で、頂点を目指す戦いはますますヒートアップしていく。 (文責・藤江直人/スポーツライター)