移籍決まらぬオシムヘン、争奪戦の状況は?チェルシーは撤退、PSGが筆頭候補か|セリエA
ナポリFWヴィクター・オシムヘンの去就について、移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が伝えている。 2022-23シーズンにセリエA32試合で26ゴールを奪い、ナポリの33年ぶりスクデット獲得の立役者となったオシムヘン。去就が大きく話題になりながらも残留すると、昨季は25試合で15ゴールを奪っていた。 そんな25歳のナイジェリア代表FWだが、イタリア複数メディアは今夏に退団することが決定的となっていると報道。しかし、ナポリ側が設定する1億3000万ユーロ(約207億円)という高額な違約金設定が影響し、新天地は未だ決定していない状況が続いている。 そしてディ・マルツィオ氏は、オシムヘンの現状について報道。これまで候補の1つとされていたチェルシーは、アトレティコ・マドリードFWサム・オモロディオンの獲得に近づいており、事実上争奪戦からは撤退したという。 一方で、現在オシムヘン獲得を狙う筆頭候補はパリ・サンジェルマン(PSG)であるとのこと。また、一時噂されたアーセナルも再び争奪戦に復帰する可能性があるようだ。またサウジアラビア勢も状況を注視しているものの、選手本人はプロジェクトに完全には納得していないと伝えられている。 8月10日にはシーズン最初の公式戦であるコッパ・イタリアを戦うナポリ。残り1週間を切った中、オシムヘンの去就は決定するのだろうか。